顔が熱い。 言ってしまった。 もう後には引けない。 「じゃあ今日からライバルってことで」 「雪羽(ゆきは)のこと全力で応援するね」 ライバルなのに応援してくれるの? 「じゃあ、わたしも姫乃(ひめの)ちゃんのこと全力で応援する」 わたしと姫乃(ひめの)ちゃんは席から立ち上がり、相可(おおか)くんの席の前に立つ。 姫乃(ひめの)ちゃんが右手を差し出してきた。 わたしはその手をぎゅっと握り締める。 「銀(ぎん)、競争率高いから望み薄いかもだけど」 「雪羽(ゆきは)諦めずにがんばろ」 姫乃(ひめの)ちゃんは、ひまわりみたいな笑顔を浮かべた。