…そっか。 相可(おおか)くんと姫乃(ひめの)ちゃんが両想いだから林崎(りんざき)くん突き放すことを…。 相可(おおか)くんの隣の席になれて、 姫乃(ひめの)ちゃんや林崎(りんざき)くんとお友達になれて幸せで忘れてた。 相可(おおか)くんの隣の席は、わたしだけじゃないってこと。 “ 姫乃(ひめの)ちゃんも隣の席”だってことを。 わたしは、ふっ、と笑う。 相可(おおか)くんの隣の席になれただけで、もう充分だ。 わたしは保健室に背を向けて壁に手をつきながらゆっくりと歩き出す。 わたしの両目から光が消え、闇が広がっていく――――。 わたしは、みんなと一緒にいるべきじゃない。