姫乃(ひめの)ちゃんの顔が今にも泣き出しそうな顔に変わる。 「やめ…て」 「雪羽(ゆきは)を…私と同じ目に合わせないで…」 同じ目ってことは姫乃(ひめの)ちゃん、過去に怖い思いしたんだ…。 なら尚更、負ける訳にはいかない。 「姫乃(ひめの)ちゃん、大丈夫だから」 「わたし、黒ずきんだもん」 「こんなの平気だよ」 「だってさ」 「なら遠慮なく」 わたしは、ぎゅっと両目を瞑る。 このままキスされる!