今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 相可(おおか)くんまで隣を一緒に走ってくれるの?

 わたしの視界がぼやけ、たくさんの暖かな光が浮かび、きらきらと揺れ落ちていく。
 わたしは涙を手で拭いながら走り続ける。

 相可(おおか)くんの言葉が嬉しくて涙が止まらない。

「何アレ、黒ずきん最悪なんですけど~」
「大丈夫、ゆりがなんとかしてくれるって」

 ツインテールとショートボブの女の子達が話してる言葉さえも気にならないくらいに――――。