執事的な同居人






「んん、」




リビングに入る前に一回咳払い。



特に意味はないけど
……なぜか緊張する。




中に入るとソファーに颯太さんがいて




「あ、れ~? 颯太さん帰ってきてたんだ」


今気づきました。

帰ってきてたこと知りませんでした。




そんな風な喋り方をした。




ソファーに座る颯太さんは深く腰掛けていて


目が合うと




(わっ……)




酔っているのか

目がトロンとしていて

とても色っぽい。



不覚にもドキッとしてしまった。




目が合っているものの何も反応を示さない彼は




「暑い……」




シュルッ



ネクタイを緩めた。




その仕草がとても大人っぽくて
色っぽくて




(うっ…カッコいい……)




ずっと見つめていたいと思ってしまう。