【お昼休みの時間、話しがあるので、隣の空き教室に来てね】
メールを音怜くんに送信したあと、予鈴が鳴り、クラスのみんなは席についた。
そして、ホームルームが終わり、1時限目の用意をしていると──。
「萩山くん、わざわざ夕方お見舞いに来てくれてありがとう!」
………え? これって理々乃ちゃんの声、だよね?
「いいんだよ! 理々乃ちゃんが元気になって、こうして顔見られるだけでも
俺、すげー、嬉しいからさっ!!」
横目で、そっと見ると───。
今度は、デレデレ顔の朝陽くんが私の視界にうつる。
ふうん、朝陽くんも、理々乃ちゃんの家に来たんだ…………。
ちょっぴり、がっかりしながらも私は耳を傾け続けた。
「ひゅーひゅー、二人共、朝から熱いなー!」
「城守さんのこと、ちゃんと大切にしろよー、萩山!!」
………え? それって、もしかしてっ……!?
私がこちらを見ていたのを、理々乃ちゃんは気が付いて、パタパタと私のもとに
駆け寄る。

