理々乃ちゃんが、私の顔を覗きながら答える。
彼女は、そして、付け足すように言った。
「ライバルだけど、私たち大切な親友なんだからっ!」
理々乃ちゃん………。
じーんと、私は思わず涙腺がゆるんだけど、涙はこらえた。
「そうだねっ!!」
私も笑顔で返事を返す。
「じゃあ、私の隣に並んで? つぼみ」
私は理々乃ちゃんに言われた通りに、彼女の横に並んだ。
彼女が先に口を開く。
「音怜くん、私、あなたのこと好きよ。だから付き合ってくれる?」
今度は私がちょっと前にでて言った。
「私は、ドジだけど……、けど音怜くんを好きな気持ちは誰にも負けないっ!
音怜くん、私ともう一度彼女になってくださいっ!」
言った……、うん、言いきった。
これで、音怜くんに伝えたい事は全部吐き出すことが出来た。
音怜くん………、もし私を選んでくれなくても、この気持ちは永遠に続くよ。
それぐらい、私は、彼の事が好きだから───。
音怜くんの口がゆっくりと開く。
私は極度の緊張で冷や汗が背中をつたった。

