私は、様々な考えを巡らせながら、あの二人がいる裏庭へと向かった。 もう、私は迷わないし、音怜くんが好きだって気持ちは誰にも負けない──。 私は、私が生きていくには彼の存在が必要なんだ。 強く、強くそう思いながら、私は目的の場所へたどり着いた。