みんなも、クエスチョンマークが浮かばせる。
音怜くんは、私の耳元にぐいっと顔を近づけた。
「…………俺に嫉妬してたの、バレバレだから。マジうれしー」
「…………っ、も、もしかして、私を妬かせるためにワザと受け取ったの?」
「うん、そういうことー」
今度は音怜くんは真っすぐ立って、ニヤニヤした表情を浮かべている。
────ぽいっ。
「あ、こ、これ…………!?」
「それ、つぼみちゃんにあげる」
ええっ!!? い、いくら何でも、コレの扱い適当すぎない!!?
コレ、とはさっきの一年の可愛い女の子が音怜くんにあげたはずの、真っ白の
タオル。
私は椅子から腰を浮かせてオロオロとしていると、ぐいっと肩を引き寄せられる。
「ちょ、音怜くん、今部活中だよっ…………!!?」
「いーじゃん別に」
「よくないっ!!」
「はー………、そんなに文句言うなら、ここでキスの刑に処するよ」

