ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「アメリ様、
 私はどうしたらいいですか?

 幽霊の私でも、
 桃ちゃんを救えると思いますか?」




僕に迫るように

上半身を近づけてきた、うるるんは



「ご……、ごめんなさい、
 取り乱してしまって。

 こんなこと言われても、
 アメリ様も困ってしまいますよね?」



「お耳を汚してしまい、
 申し訳ありませんでした」と、

 頭を下げた。




不憫な桃ちゃんを想って

ボロボロと涙を流しているうるるん。



そんな優しい彼女に、

僕には何ができるのだろう?



うるるんの涙を、笑顔に変える魔法。


誰か僕に、与えてくれないかな?