ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「ダダ…、ダメですよ。

 アメリ様は、
 百合園財閥を継ぐお方なんです。

 いつか好きな女性と結婚して、
 子供を……」



「うるるんは、跡取りの
 心配をしてくれているの?」



「……はい」



「父さんには悪いけど、
 僕はうるるん以外と恋をする気は
 一ミリも無いから。

 跡取りのことは、
 他の方法を探ればいいだけだしね」




だから……

「なんで……私なんですか?」



高校でのアメリ様は、

モデルと見間違う程の

美人でオシャレな女の子たちに、

いつも、言い寄られているというのに……





「瞬殺されたから」



……えっ?