ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「$%&a#$&%&#!!!」



声にならない叫びをあげながら

体を起こし、

壁にへばり付いた私。




アメリ様はというと

噴火しそうなほど、顔を赤らめ



「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」



叫びながら

ベッドを転がり転がり……



ドスン!!



掛布団ごと落下してしまった。




これには


「おい、どうした?」



桜牙君が、慌てて部屋に入ってきて



「雨璃さ、寝ぼけにしては
 自分を痛めつけすぎじゃね?」


と、呆れている。