ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「あの……アメリ様……
 私の顔は、
 見ないでもらえますか?」



「……そんな事より」



そんな事ではありません!



私にとっては

下着姿で街中を歩くくらい、

恥ずかしいことなんですから。





「僕たちは……



 両想いってことで……



 良いんだよね……?」




 ……

 ……




「ひゃっ?」



「さっき、僕に言ってくれたでしょ?」



「えっ? えっ?」




もしかして……



寝ているアメリ様へ伝えた私の想い、

聞こえていたのですか?