ミルフィーユ王子はキュン死しそう



僕は

真っ赤に染まったうるるんの耳に

唇を近づけると、


ろうそくに託していた想いを、

吹きかけた。



「999本のバラの花言葉はね」



「……はい」



「何度生まれ変わっても
 君を愛する……だよ」




ねっ。


『365日、君を愛する』なんて、

僕の想いと比べたら軽すぎでしょ?




「ひゃっ!」



照れ顔を両手で隠し、

肩をピクリと跳ね上げた、うるるん。



彼女を見て、

僕の中の萌えのゲージが

グググと跳ねあがる。



なんでうるるんの反応の一つ一つが、

僕の好みドンピシャなのかなぁ?



『なんて可愛い子なんだぁ!』って

叫びたくなっちゃうよ。




うるるんとの至近距離で

心臓が爆発しそうな今。



叫んだら、心停止の引き金を

引いちゃいそう。


だから、うるるんの可愛さは

心の中だけで叫ぶことにするよ。