ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「大丈夫だよ。でもなんで、
 うるるんがここにいるの?」



「何から話せばいいかわからなくて、
 うまく説明する自信が
 無いんですけど……」



モジモジする、うるるん。



相変わらず、天使みたいな可愛さを

盛りすぎでしょ?



「私はどうしても、
 アメリ様のとの思い出を
 忘れたくなくて……」



あれ?


これって……

本当に現実なのかな?



「アメリ様に、
 もう一度お会いしたくて……」



僕、いつの間にか寝ちゃった?



「桃ちゃんがアメリ様以外の男性を
 好きになったと、
 ギルアさんから聞いて……」



これは僕の、夢の中?



「生まれ変わったら、
 現世の記憶は消えちゃうとも
 言われたので……

 死神になって……

 アメリ様に
 会いに来てしまいました……」



そっか、そっか。


現実になって欲しい僕の欲望が、

夢を見せてくれているんだ。