ミルフィーユ王子はキュン死しそう





桃ちゃんの願いって……


まさか……




「私は生きていた頃、
 桃ちゃんに約束したんです。
 一番の味方でいるって」



「……」



「私は幽霊だから、桃ちゃんのために
 もう何もしてあげられない。
 本当に悔しいんです」



「……うるるん」

 

「私が、桃ちゃんを助けたい。

 絶望の闇から救い出して、
 桃ちゃんに希望の虹をかけてあげたい。
 
 でももう、
 幽霊の私にはそれができません。

 だからアメリ様

 私の代わりに、桃ちゃんを
 幸せにしてもらえませんか?」



「それは僕に、
 うるるんより桃ちゃんを選んでって
 言ってるの?」




「……はい」



「僕は、自分の気持ちを
 偽るなんてできないよ。

 それに、うるるんはそれでいいの?」



僕と一緒にいれないことに

『悲しい』とか『寂しい』とか

思わないの?




「その約束を叶えていただけるのでしたら、
 私は誓います。

 どんな姿に生まれ変わっても、
 永遠に私は、アメリ様を想い続けます」