「ギルアさんに言われました。
人には人の幸せがあり、
幽霊には幽霊の幸せがある。
人間と幽霊は、
絶対に幸せになれないって」
それは、
何も努力をしなかった場合の
話しでしょ?
「僕はなんだってするよ」
うるるんが幸せになることなら、
なんでもね。
「だから僕のことを、ずっと大好きでいて」
僕の隣で、ずっと笑っていて。
それだけで僕は、満足だから。
「なんでも……ですか?」
「うん。
遠慮なく、何でも言って」
「じゃぁ……」
「……なに?」
「桃ちゃんの願い……
叶えてあげて……
もらえませんか?」
「……えっ?」



