僕の心に、一瞬で広がった
後悔の念。
げんこつを握りしめ
苦しそうに俯くうるるん。
そんな彼女を見て、
懺悔の苦みが
僕の口の中に広がっていく。
「もしかして、うるるんって……
ギルアに連れ去られてからも……
人間界にいた?」
「桃ちゃんとアメリ様が公園にいた
放課後の短い時間だけですけど……」
「今日も?」
「今日は行けませんでした。
桃ちゃんとアメリ様が笑い合う姿……
見ているのが辛かったので……」
告白と自殺騒ぎは、
見られていないってことか。
「僕は、知らない間に
うるるんを傷付けていたんだね。
本当にごめん。
でもなんで、公園にいたのに
僕の前に出てきてくれなかったの?」
「アメリ様に気づいてもらえない、
透明な幽霊の姿だったんです……」
うるるん、誤解しないで!
「べ……別に僕は、
桃ちゃんと
やましいことなんてしてないよ。
ただ、桃ちゃんに生きる希望を与えたくて。
ただただ、そのことに必死で……」
「わかっています」
「本当にわかってくれてる?」
「……はい」
「よかったぁ」
「でも……
私の心が、もうダメなんです!」
えっ?
もうダメって、どういうこと?



