貴公子スマイルが、キープ限界。
頬が、ピクピク引きつってきたよ。
重い空気を、一掃させなきゃ!!
「うるるん、
急に暗い顔しちゃって、どうしたの?」
「あっ……、えっと……」
「噴水のふちをターンして
今度は一周回ろっか?」
「やめてください。
水の中に落ちたら困りますから」
「もう、僕の失敗は確定なの?」
「アメリ様が
風邪をひいてしまったらと思うと……」
「じゃあ僕が水の中に落ちたら、
『ダサダサ・ミルフィーユ王子』って
笑い飛ばしてよ」
僕が思いついた最上級のジョークで、
笑を起こそうと思ったのに……
アハハ~と笑い続ける
僕の声だけが響いていて、
悲しくなる。
なんでうるるん、
泣きそうな顔になちゃったの?
もっとオーバーに
ボケた方が良かった?



