ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「僕も好きだよ、お月様」



もちろん、うるるんの方が

一億倍大好きだけどね。



「アメリ様って、
 お月様っぽいですよね?」



えっ?

それって、どっち?


「僕を褒めてる? 
 けなしてる?」



「フフフ。
 もちろん、褒めていますよ。

 アメリ様ってお月様みたいに、
 人の心を癒す
 不思議な魅力があるなあって思って」



かぁぁぁぁぁ///


じ…じじ……直褒め、やめて。



嬉しすぎて

心が躍り出しすぎて、


ドキドキの燃料が

爆発しそうになるから!!



僕がこの場でキュン死したら、

うるるんも困っちゃうでしょ?





ヘタレな自分を隠したくて、

ミルフィーユ王子得意の

優雅な笑みを浮かべてみたけれど……



僕の笑顔とは、180度の真逆。



隣に座るうるるんは

どんどん、顔を引きつらせていく。



うわっ。

も…もも……もしや……



幽霊になったうるるんは

僕の脳内を透視できちゃう?



行き過ぎた愛情が詰まりに詰まった

僕の妄想脳を覗き見して、

僕に幻滅しちゃったとか?