ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「会うの、6日ぶりだね。

 元気にしてた?
 ギルアに酷いことされてない?」



「ギルアさんは、とっても優しいですよ。

 私のトラウマが消える様にって、
 お母さんが私を大事に思ってくれていた
 ことを、話してくれましたから」



……うっ。



うるるんって、ギルアの話をする時

マリア様みたいに優しい顔をするんだ。



なんかちょっと

ギルアに嫉妬しちゃうなぁ。




でも今は、沸き上がる嫉妬心を

押し殺さなきゃ。



僕がどれだけ

うるるんのことを愛おしいと思っているか、

きちんと伝えたいから。





「ねぇ、うるるん。
 ガーデンでおしゃべりしない?」



「私も久しぶりに
 お花たちの様子が見たいなって
 思っていたので、嬉しいです」




僕は、うるるんのことが好き。

大好き、大好き。

世界一大好き。



口を閉じていても

飛び出してしまいそうになる

熱い想い。



そんな安っぽい言葉じゃない。


うるるんの心に、永遠に刻まれるような、

情熱的な言葉を届けたい。



そんな思いから

僕はうるるんを、ガーデンに案内した。