ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「う……、うるるん?」


「はい」



振り返った僕。



ショートの髪を揺らし、

控えめな笑顔で頷いてくれた

うるるんが瞳に映り



ほ……本物のうるるんだぁぁ///


カカカ……カワイイ///



僕の心臓が、駆け上がるように

ドキドキを募らせていく。





「良かったぁ」


僕の部屋の窓から、うるるんを見つけて

必死に門の外まで走ってきたけど



うるるんの姿が

見つけられなかったから


「もう、ギルアのとこに
 帰っちゃったのかと思ったよ」



「私も帰ろうとしたのですが……

 やっぱり、
 アメリ様に会いたくて……」




うわぁぁぁ。



うるるんも

僕に会いたいと思ってくれていたの?



嬉しいよ。


嬉しすぎて、うるるんに伝えたいことが

勝手に口から飛び出しちゃう。