「別に、雨璃が誰を好きでいようが、
俺には関係ねぇよ。
オマエが自由に選べばいいと思うしさ。
でも、まだあのメイドを好きって言うなら、
最近のオマエの行動、違くないか?」
「僕はただ……」
「朝は桃って奴んとこに弁当取りに行って、
放課後は公園で肩並べてお喋り。
それ、デート以外の
なにものでもねぇじゃん」
「でもこれは、
うるるんと僕が一緒にいるために
必要なことで……」
「桃って奴と会うようになってからの
オマエってさ、
恋に浮かれてるようにしか
見えねぇんだけど」
「そんなわけないよ!」
僕が大好きなのは、うるるんで。
特別で。
幽霊でもいいから、
一生一緒にいたいって思っていて。
だけど……
正直、闇っぽい感情に
襲われることもある。



