ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「ねぇ、ウル。

 この5日間、
 見えない姿でアメリ達を見てきた
 あなたに問いたい」



「……ん?」



「あなたは、アメリが犯した罪に
 気がつきましたか?」



えっ?



「アメリ様が……
 何か悪いことを
 したというのですか?」



「やはりウルも、
 気づいていなかったのですね」



「教えてください。
 それって、
 私に関係があることですか?」



「まぁ、根源は
 ウルで間違いありません」



私が……


根源??




「アメリはあれで、
 桃に生きる希望を与えたと思い込んでいる。

 なんて楽観的なんでしょうね」



「……楽観的?」



「あまりに滑稽な姿に、
 失笑が止まらなくなってしまいました」



そう言ったルギアさんは、

クツクツと肩を震わしたまま笑っている。