ミルフィーユ王子はキュン死しそう



「僕で良かったら聞こうか?
 ギルアの悩み」



「……えっ?」



「あるんでしょ? 
 悩んでることが」



「ほんと、バカがつくほどの
 お人よしなんですから」



ん? 


「なんか言った?」



声が小さくて、

聞き取れなかったんだけど。




「フフフ。
 なんでもありませんよ」



「それで、ギルアの悩みって?」



死神の仕事が辛いとか?



死んだ人間と向き合う、

大変な仕事みたいだし。




ギルアは瞳をゆっくりと目を閉じ

ゆっくりと目を開け、


泣きそうな顔で、

僕をじっと見つめてきた。




なんか、
重い重い悩みが飛んできそう。


僕で解決できるかな?




「私はどうしたら……

 ウルに……

 大好きになってもらえるでしょうか?」