ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「あらあら。
 もう、彼氏気取りですか?

 ウルが死ぬ前には、
 自分の想いすら伝えていなかったのに」



「でも今は、
 僕がうるるんの、彼氏なんだよ!」



それが事実で、現実!



そんな僕たちを

引き裂いていい理由なんて、

この世に存在しないよね?




「アハハ~ 残念でした~

 死んだ時点で、ウルは私の所有物です」



はぁ~?

なんだよ、それ!



「いくら死神だからって、
 死んだ人の魂を、勝手に
 自分の物にしていいはずがないだろ?!」



「アメリの言う通りですね」



「じゃあ……」



「ですが、
 ウルだけは特別なんですよ」



「なんで?」



「だって彼女は、
 私の妻になる人ですからね」