ミルフィーユ王子はキュン死しそう




うるるんの独り言が、


『雨』には、世界を

虹色に煌かせる力があるんだって、

思わせてくれた。



『雨璃』という名に

劣等感を感じていた僕の心の闇を、

消し去ってくれた。





お花に微笑む天使に、瞬殺された僕。



心臓がバクバクで、


体中が脈なんじゃないの?って程

ドクドクを全身で感じてしまって



『声を掛けたい!』

でも

『ドキドキしすぎてムリ!』



2つの感情が、

せめぎ合いバトルを勃発。




初恋の毒が、体中を回り


心も脳も、よくわかんなくなっちゃって



「あ~、もう! どうにでもなれ!」と、


変なテンションのまま

木の陰から、飛び出してはみたものの……




前につんのめりながら

うるるんの前でピタリと制止。