ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「アメリ様から頂いた
 メッセージカードは、
 私の宝物で……」



えっ?


いつ僕が、うるるんに

メッセージカードを送ったの?



だって僕は

うるるんが大好きすぎて、


紅茶に誘ったあの日までずっと、

声すらかけられなかったのに。




って。


前に一度だけ

ムチャしたことがあったっけ。




もしかして……



両想いになったと浮かれている今

こんなことは思いたくないけれど……



うるるんの好きな相手って

僕じゃなくて……



「違う人じゃない?」



僕以外の男の子が書いた

メッセージカードを、


僕の字だって

勘違いしているんじゃないの?




「だって僕……
 うるるんにメッセージを
 送ったことなんて無いよ……」