ミルフィーユ王子はキュン死しそう




「桃ちゃんにとっては、
 間違いなく女神さまだよ。
 うるるんは」



「女神だなんて……

 桃ちゃんの悲しみすら、
 ぬぐえないのに……」



「他人なんだから、
 放っておくこともできたでしょ?

 桃ちゃんの辛さに目を背け、
 逃げることもできた。

 それなのに、うるるんは、
 桃ちゃんを救おうと努力したんだよね?」



「死んじゃった今、
 桃ちゃんを見捨てたのも同然なんです」



「それは違うよ」



「……えっ?」



「うるるんの心の底から、
 桃ちゃんを助けたいって叫んでる。

 温かい愛が溢れてることくらい、
 僕でもわかるからね」



「アメリ……様……」