好きなのに



翔吾の顔は耳まで赤かった。












本気の告白なんだと理解出来た瞬間私はさらにかおがあかけなった。











見られるのが恥ずかしくて咄嗟に俯く。













「返事....聞かせてくれねぇの?」










スっと腕が伸びてきて私の髪に触れる。













机に伏せっている状態の彼が顔を覗いてくる。












「ま、待って!見ないで....っ」









髪を耳にかけられ顔が赤いのがバレてしまった。













私はさらに恥ずかしくなった。