「私もだいすき!」


「お、おう。ありがとう。」


彼は恥ずかしそうに顔を赤くし顔を背ける。


君のこと好きなときは君以上に好きな人なんて出来ないと思っていたけど、今では彼が誰よりも好き。


きっと彼に出会えていなければ今でも君のことを引きずっていたかもしれない。


いつまでもこの手を離さないと誓うように彼の手をぎゅっと握った。