そんなある日。
何故かお父さんに呼び出された。
なんだろうと思いながらも話を聞く。
「実はなあ、また雪に編入してもらいたいんだ。」
な、なんで?

「この間、同じ学園の制服を着た男の子がいたでしょ。ほら、雪が生徒会長っていう人。
その人、正直お父さんは心配だから、お願いだ。また、、、編入してくれ!」

強くお願いされて、ゆっくり頷く。
すると、お父さんはぱぁっと笑顔になって、

「ありがとう!」
「うん。分かった。しょうがないよ…」
「じゃあ、心苦しいんだが…

ウイッグと、真っ黒カラコンを…つけてはくれないか…」

は、はい?
なななななんで?