私は、玲香の紗夜香ちゃんに憧れていた。

だからこそ、会いたかった。
だから…

「すみませぇーん。」
こ、この声は、
声がした方を向くと、そこには、

憧れの紗夜香ちゃんがいた。


だけと…なんで?
「雪って子いる?」

周りと話してる紗夜香ちゃんにため息が出る。
こんなに近くにいると、
こっちがドキドキしちゃう…!


雪?
ああ、あの子か。
玲香の中でも1番可愛いと言われる雪。

確かに同級生に雪って子、いる…
藤咲雪だっけ?

だけど、きっとその子では無い。
教室から藤咲さんが出てきた。

急に紗夜香ちゃんの腕を引き、どこかへ連れて行った。
これは…
紗夜香ちゃんピンチ?

私はいつでも証拠を取れるようにスマホを持って2人を追いかけた。

え?
校舎裏.?

だけどね、
いつのまにかそこには藤咲さんが、玲香の雪に変わっていた。

…だよねぇ。
私は今起きた事を全体的に思い返す。

でも!
紗夜香ちゃん可愛い!