「はーい。みんな、 二人1組になって下さーい。」 先生がそう言う。 けれど私は動けない。 だって友達いな…あれ? 関岡…君。 私は助けを求めるように関岡君を見る。 「う、うわ。」 思わず声が出る。 だって、ま、周りが…お、女の子だらけ… こ、こわ…! ま、まあ、私、関岡君のこと好きじゃないし、 行かなくても、いいよね。