帰りの車のなか、どうやって雅姫さんの魔の手から逃げようか、そればかり考えたけど、な~にも浮かばない…。
それどころか私の考えなんて読まれているらしく『無駄なことは考えるな』
考えるのは自由だもん!
ホテルへ到着し、車から部屋まで手を離してくれず、部屋へ入った瞬間お姫様抱っこされ、シャワールームに直行。
“お願い…待って、待って、恥ずかしい”と言ったのに聞き入れて貰えず。
ひろ〜いお風呂の中、大きな手を泡いっぱいにして、念入りに……隅々まで。
『真っ白で綺麗だな、桜陽はここが弱いからなぁ、ここが特にな』て!
恥ずかしがる私を見て、喜んでいる。私の両手を掴みグッと引き寄せたと思ったら、呼吸も忘れる長いキス。
お風呂の熱さと、キスの熱で私はトロトロに溶けきった。



