『ねぇ〜、このまま異動願いを出してここで勤務するなんてどう?』


 私は目をパチクリ!


 『もっと一緒に働きたいし、沖縄好きでしょ?』


 確かに沖縄は好きでもねー。


 「確かに好きです。そう言ってくれるなんて嬉しいです。でも翔ちゃんに会えないのはちょっと…」


 『イケメンは嫌いではなかったの?』



 私は翔ちゃんの愛を語り出した。甘い声、キレッキレのダンス、ライブは絶対に欠かせない。

 仕事も命、翔ちゃんも命!

 『はい、はい、分かったわよ沖縄ではライブには中々行けないよね、まぁ断る理由がそれだもんね諦めるわよ、でも神ポーズは恥ずかしいから辞めてよ周りの視線が痛いわ』


 お互い笑いあい心を切り替えて仕事に入った。