「桜良はクリスマスどうするのかなって思って.....」



クリスマス....


過ごせるのなら奏くんと....


小さい頃のように一緒に過ごしたい。


勇気を出して言ってみよう....


ゴクッ──



「か、奏くん!私とクリスマス一緒に過ごしてくれませんか!」



い....言えた!



奏くんは一瞬固まったあと脱力した。



「はぁー先言われちゃった」


「え....」


それって....


「先言われちゃったけど桜良、僕とクリスマス一緒に過ごしてくれませんか?」



「は、はい!」


嬉しい....奏くんも誘おうとしてくれてたなんて!