泥甘な恋に溺れて



「柚葉さん、教えてくれてありがとう....」



「いえ、悩んでいるご様子だったので....」




さすが柚葉さん....



長く使えているだけあって私のことはお見通しみたい。




「それでは朝食になさいましょうか桜良様」




「はい」


起きた時間はいつもよりも1時間も遅くて身支度をととのへすぐ朝食にした。





「桜良様今日のご予定ですがバイオリンのお稽古の後お茶のお稽古が入っております....」





「はいわかりました。すぐ準備しますね」



今日は2つだけか....



忙しい時は一日で何ヶ所もまわるから楽でよかった。





いつものように出かける準備をして杉下さんが運転する車へと乗り込んだ。