泥甘な恋に溺れて




「優くーん!どこですか〜?」





人ごみが多くて気づけば優くんを見失っていた。






一日目は一般公開をしてるため人が多い。




普通は一日目が生徒だけの公開になるがうちの学校は2日目の文化祭後に第3ホールでダンスパーティー兼お疲れ様会があるため一般公開は一日目にやっている。






そのため優くんを探すのが困難だ....





それに人が多いと埋もれてしまう....



優くんは背が高いから見つけやすいと思ったけど案外見つけるのは簡単じゃなかった。





───ドンッ



「きゃっ!」



キョロキョロしながら優くんを探していたため人とぶつかってしまった。





「痛ってぇ〜っ!」



ぶつかったのは3人組の男子高校生だった。



「ご、ごめんなさい....大丈夫ですか?」




すぐさま顔を上げて謝った。



「大丈夫なわけ───」



あからさまな痛がった素振りをして視線を私のほうに移した途端固まった。



「やっべぇ〜めっちゃ可愛くないか」



「ガチもんの美少女じゃん」



「しかもここの生徒っぽいぜ、てことはどこかの令嬢じゃね?」