泥甘な恋に溺れて




「これで今日の用事は終わりです!優くん今日はありがとうございました。」





ペコッと頭を下げてお礼を伝えた。




なんだかんだ優くんは重い荷物も持ってくれて、私には軽いものを持たせた。




優くんがいなかったらきっと持てなかったからすごく助かった。





「俺も実行委員だから自分の仕事をしただけだし」




ツンとする優くん。



ふふっホント素直じゃないです。




けど、優くんらしい....






「でも助かったので、ありがとうございます....では、私はこれで失礼しますね」





これからお稽古の時間。





杉下さんにお迎えを頼んだからもう来てるはず。