泥甘な恋に溺れて



「うん、それじゃあまた放課後ね。僕が下駄箱の所まで迎えに行くからいい子で待っててね?」





耳元で囁くように言う奏くん。



私はドキドキし過ぎで倒れる一歩手です。



だけど、ちゃんと返事はしようと思って必死に声を絞り出した。



「は、はひっ!」



声が裏返って恥ずかしくなる。



うぅ〜裏返っちゃいました.....


奏くんのいる前で...恥ずかしい....




奏くんはクスッと笑ったあと軽く私の頬に触れ来た道を戻って行った。







奏くん....どこでも王子様全開です.....



少しの間奏くんの背中を見送った。