泥甘な恋に溺れて


「あ〜桜良聞いといて、」


ふわぁと欠伸をする。




まるで自由気ままな猫....




もう!と思いつつも優くんの分までしっかりと話を聞いた。





「優くん、優くん!起きてください!お話終わりましたよ?」




気づけば優くんは気持ち良さそうにすよすよ寝ていた。






窓辺から差し込む光が悠くんの神に反射され綺麗な黒髪がきらきらと輝いて見える。



「.....寝ている時はかっこいいんですけどね、」




意地悪さえしなかったらどんなに良かったか....



「へぇ〜じゃあ起きてる時はかっこよくないんだ?」


──ビクッ!



「ゆ、優くん....」



一体いつから起きていたの....