──あの勉強した日から数日後。






私宛に一通の招待状が届いた。






普段は両親あてに来るから私宛に来るのはめずらしい。







送り主のところには奏くんのお爺様の名前が綴られていた。






招待状の封を開けて中を確認するとそれは奏くんの卒業と大学合格を祝うパーティーを開くという内容だった。






日時を確認すると卒業式の日の夕方18時からと書かれていた。







奏くんが卒業するまでもう2週間をきっている。








私はいい加減自分の気持ちにケジメをつけないといけない気がする。







このパーティーの日に私は奏くんに告白をしよう!







そう決意した。