「僕の行きたがってた大学はお爺様が支援している大学でね、毎回A判定な結果が信じられなくなっていてお爺様に頼んで自分の実力を試したんだ」
それっていいのかな....?
受験に取り組みたがってる人は沢山いるしきっとみんなだって早く受けられるなら早く受けたいはず....
奏くんは私が考えていることを悟ったかのようにふっと笑った。
「大丈夫だよ、桜良が心配しているような形で受けたわけじゃないから....」
「じゃあどうやって受けたのですか?」
「ん?それはね、過去にやったテストの中で最も難易度を上げて貰ったんだ、もちろんそこで合格しなかったら来年は受けられないう条件付きでね?」
そういうことか....
じゃあどちらかというと奏くんにとって不利な条件だったんだ。
それでも合格した奏くんはやっぱり天才だ。
「奏くんは私にとっての憧れです!」
昔から尊敬できて私の好きな人....
やっぱりこの気持ちはブレたりなんかしない!



