泥甘な恋に溺れて




「桜良、どうかしたか?」






顔色が悪く見えたのか優くんが心配そうな顔をして近づく。





「な、なんでもないよ〜大丈夫」




少しおどけて見せる。



「そうか?」




「うん!優くん私日誌書かないとだから先帰ってもいいよ?」





「いや、待ってるよ」






「....わかった、」







優くんは私が日誌を書き終わるのをただ静かに待った。





シーンとした空気の中私は切り出した。




「ねぇ、優くん....萌奈ちゃんのことどう思ってる?」






私が突然そんなことを聞くから優くんは少し表情を強ばらせた。





「....桜良の友達」





「そ、そうじゃなくて....」





「別になんとも思ってねぇけど?なんだよ突然?」




優くんが少し面倒くさそうな顔を段々としてきた。






だけど、ここで引くわけも行かなく私はさらに言った。