泥甘な恋に溺れて





ちゃんと話がしたい....






私は震えが止まらない全身に力を入れて立ち上がった。






私の知ってる萌奈ちゃんはこんなことする子じゃないっ!







再び教室へと近づく。






教室の扉から彼女の後ろ姿が見えて何かをしているのが見える。





あれは....





私のカバン!?




何かを探すかのように漁っている。





「あ〜みーつけた!」




キラッと光るものが彼女の手の中に。






あれって!




優くんから貰ったブレスレット!?






でも、どうして??






「ふふ、鞄の中に入れておくなんてあの子馬鹿なんじゃないの、これなら引きちぎったって鞄の中で壊れてるおかしくないよね」





──っ!






次に彼女がとる行動は分かりきっていた。





もう居てもたってもいられなくて教室に入り込んだ。