泥甘な恋に溺れて





私が今見ているこの状況は夢なんかじゃないかと思うほど私の知っている彼女とは別人だった。














「それじゃあ桐崎さん私たちは失礼しますね」




「ええ、またね」






パタパタと近づく足音に私は近くの柱に隠れた。








2人組が遠ざかるのを確認したあと私はズルズルと床に座り込んだ。







どうして....






未だに信じられない。





萌奈ちゃんがあの子たちとグルだったこと。






受け入れたくなかった。





今私が見て耳にしたことが全部嘘なら.....





嘘なら良かったのにっ....!