泥甘な恋に溺れて



「はぁー騒がしいぞ優真....」



「何優雅にお茶なんか飲んでんだよ」



今日の優くんはかなり頭に血が上っているみたいです。



「あ、あの優くん、私が奏くんにお願いしたんです。勉強見てほしいって」




だから奏くんは悪くないんです....




「ふーん、じゃあ俺も見てもらおうかな奏お兄様に」




普段は自分から勉強しない優くんが今日はやる気みたい。


「いいよなぁ?」



「はぁー勝手にすれば」