泥甘な恋に溺れて




「ありがとう優くん」




その日から私は何処に行くのも極力優くんと共にした。






優くんといる間はものを取られたり何かが落ちてきたりなんかはなかった。






「桜良ちゃん最近どお?大丈夫?」




いつものお昼休み萌奈ちゃんと一緒にお弁当を食べているとふと、そんなことを聞いてきた。




「はい、今のとこ落ち着いてますよ!」





最近は優くんが一緒にいてくれるから特に!





「....そっか〜それなら良かった私も安心した〜」





萌奈ちゃんもホッとしたような顔をしてくれる。





「あ!桜良ちゃん、そのブレスレット可愛いね!」



制服の袖から見えたのか萌奈ちゃんがブレスレットに目をやった。




「あ、ありがとう〜これ優くんから貰ったんです!」




いつも肌身離さず持ち歩いていたら優くんか「らつけろ」って言われて見えないように制服の袖の下につけた。