「桜良の家に掛かれば財閥一つ潰すのだって余裕なんだよ....」
家ってそんなに凄かったの....!?
その事実に驚きを隠せなかった。
「まぁ、先輩とかになってくると話は変わってくるけど、1年の中じゃ桜良の家が軍抜いてお金持ちなんだ」
....奏くんは全校生徒の財閥の情報まで全部入ってるのかな....?
生徒会長だから当たり前って思うかもしれないけど、そうそうできることじゃない。
もう家のことよりも全部を把握している奏くんに驚く。
私はなんて反応したらいいのか分からなくて口を噤んでしまった。
それに気づいたのか奏くんはさらに私の近くに来て結論を話してくれた。
「ちょっと難しかったかな?つまりね、桜良の家の権力を使えばいじめた人の家の会社を潰せるってこと....もう虐められない為にもね?」
それって....
やってもいいことなの....
笑顔でそんなことを提案する奏くんに驚きを隠せない。
それに私たちのことでその子の親の会社を潰すって....余りにも残酷すぎる。



